実家の母が捨てられないと言っている 踊のときに しめていた
半幅帯をテーブルランナーに再生しようともらってきました
表の緑色は現在の生活の色に合わせにくいので裏地だけ使います
再生をお願いしたリフォームプラザメセタさんの店先にはいろいろな糸が並んでいてきれいです
縁かがり用のブレードと飾り用のキータッセルは千円台で用意してお願いしましたら
クリーニングも使う生地だけにして お値打ちに再生してくれるとのことでした
できあがりが楽しみです
もったいないという言葉を聞きながら 高度成長期に物の価値がわからず過ごしてきた私です
建て替え新築のため お家のかたづけをはじめられたお施主様からご主人はどんどん物を始末されて、
ご自身はなかなか始末できず二人の意見があわず片付けにとても時間がかかるとおっしゃっていた中で
「物を捨てるには時間が必要なのよ さいとうさん」 としみじみと言われた言葉が思い出されます
私も10年前には捨てられなかったけど今なら始末できる という物があります
時間が経過すると物にまつわる思い出が他の思い出に変わっていったとき捨てられるのかもしれません
80歳になる母ですが 婚礼の時にしめたという 丸帯は 私が持っていくと言い出すと思ったのか
見せてくれませんでした