小布施の古陶磁コレクション 了庵主様のお話です。
聞き間違っている点があるかもしれませんので、詳しくは了庵で
お話を聞かれるのが良いのではと思います。
唐津焼は陶器。 重ねて焼いたので、重ねた跡が器に残ります。
伊万里焼は磁器。
伊万里焼は江戸時代と明治時代で作られたのでは藍色の色が違います。
藍色の天然コバルトは日本ではとれなくて、中国のコバルトを使用していたとかで
金彩より高価だったそうです。
江戸時代は枯れた感じの藍色です。
明治以降は化学顔料のコバルトで染め付けたので
江戸時代のものと色が違い、はっきりした藍色です。
江戸時代の伊万里焼を古伊万里と呼ぶそうです。
いにしえの、天下人は禅宗にはじまり、磁陶器を愛でたそうですが、
磁陶器に何をみていたのでしょうか・・・・
器量がよいとは?・・・
とても楽しくわかりやすく、お話をしてくださいました。